忘年会シーズン到来!知られざる二日酔い対策に海苔が効く、意外な理由とリカバリーレシピ
日本では約60%の人が定期的に飲酒しており、そのうち30%が二日酔いを経験しています¹。そんなつらい朝を少しでも楽にするために、今回は「海苔」に注目。実は、海苔には二日酔いを和らげる効果が期待できる成分が豊富に含まれているんです。
二日酔いの症状とは?
二日酔いとは、アルコールが体内で分解される際に引き起こされる不快な症状のことです。主な症状には、頭痛、吐き気、だるさ、口の渇き、めまい、筋肉痛、集中力の低下、動悸などがあります。これらは、アルコールの代謝で生じるアセトアルデヒドという有害物質や、脱水症状、血糖値の低下が原因です。アルコールは体内の水分を奪い、肝臓や神経に負担をかけるため、翌日には様々な体調不良が現れがちです。こうした症状が日常生活や仕事に支障をきたすこともあるため、適切な対策が必要です。
飲みすぎた翌朝の救世主!海苔に含まれるタウリンでスッキリ回復!
二日酔いでつらい朝を迎えたとき、何とかしてその不快な症状を和らげたいと考えたことはありませんか?そんなときに頼りになるのが、
実は「海苔」です。海苔には、二日酔いに効果的といわれるタウリンをはじめとする数々の栄養素が豊富に含まれています。そもそも
タウリンとはどういった成分なのでしょうか?
タウリンは分子内に硫黄を有するアミノ酸誘導体で様々な動植物組織に含まれていますが、植物に含まれ ている量はわずかで、動
物、特に魚介類に多く含まれています。主に魚介類に多く含まれるタウリンですが、実は海苔にも多く含まれています。 タウリンは肝
臓の働きをサポートし、アルコールの分解を助ける重要な成分です。飲酒後に体内に残るアセトアルデヒドという有害物質を速や
かに処理することで、頭痛や吐き気を 軽減します。さらに、 タウリンは肝臓の負担を軽くし、全体的な体調の回復を促進します。
タウリンの含有量(100gあたり)
サザエ 945㎎
カキ 1178㎎
アジ 206㎎
アマノリ 970㎎
海苔のタウリン含有量は
魚介類では多いといわれる
サザエやカキに匹敵するほど!
タウリンだけじゃない!海苔の栄養を徹底解明
ビタミンB群
海苔にはビタミンB1やB2が豊富に含まれ、アルコールの代謝を助け、エネルギー生成をサポートします。ビタミンB1は糖質の代謝を促し、疲労感を軽減。ビタミンB2は脂質やタンパク質の代謝を助け、体のエネルギーバランスを保ちます。
ミネラル
海苔に含まれる鉄分、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルは、体の機能をサポートし、二日酔いによる疲労感やイライラを和らげます。
フェノール類化合物
海苔のフェノール類化合物は、抗酸化作用で酸化ストレスを軽減し、肝臓のアルコール分解を促進。二日酔いの症状を和らげる効果があります。
海苔は、飲みすぎた翌日の強い味方です!
海藻パワー!めかぶ、わかめ、もずくにも注目
海苔にはタウリンやビタミンB群、ミネラルが豊富で、二日酔いに効果的ですが、他の海藻も注目されています。特に「めかぶ」「わかめ」「もずく」にはそれぞれ特有の成分が含まれ、二日酔いの予防や症状の緩和に役立ちます。
めかぶ
めかぶはアルギン酸とフコイダンを含み、アルコールの吸収を抑え、胃腸の粘膜を保護します。
わかめ
わかめはタウリンやフコキサンチンを含み、肝機能をサポートし、酸化ストレスを軽減。カルシウムとマグネシウムで神経を安定させます。
もずく
もずくはフコイダンで胃腸を保護し、アルコールによる不快感を軽減。沖縄の漁師が健康的なのも、このもずくの力とされています。
海苔を使った最強リカバリーレシピで朝から元気復活!
飲みすぎた後や二日酔いのときでも、さっと食べられて体に優しいレシピをご紹介。海苔に含まれるタウリンが、二日酔いの不快感を和らげてくれます。
無限かつぶしのり冷奴
こちらの商品がおすすめ!
海苔に含まれるタウリンで二日酔いを撃退しましょう!
材料
冷奴 1P
無限かつぶしのり 適量
作り方
冷奴にぶっかけかつおのりをお好みでかけ
るだけ。
★時短・簡単・プチアレンジ★
いつもの料理にかけるだけで、見た目、
味、風味、食感の変化を楽しめます