2024年03月18日更新
ガラ食 CACAOCURRY カカオハスク

代替食ブームに続くのは“捨てずに食べる”『ガラ食』ブーム!? 注目の『カカオハスク』とは?

6月5日の世界環境デーを皮切りに、6月の世界環境月間が始まります。昨年は、大豆やバッタを用いた代替食がブームとなりました。 今年は『代替食』ブームに続き、本来捨ててしまう食材ガラを食べる『ガラ食』ブームに注目を集めています。 今回はガラ食の中でも注目を浴びている『カカオハスク』についてご紹介します。

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いよいよ6月5日の世界環境デーを皮切りに、6月の世界環境月間が始まります。昨年は、食環境に革命をもたらしたとされる“代替食”がブームとなり、日本でもプラントベースの食材が徐々に拡大しつつあり、大豆やバッタを用いた代替食を筆頭に、卵の代替食も話題になりつつあります。食糧難やCO2の排出削減を目的としている一方で、代わりになるものを提唱することで、代替食となる食材の枯渇が発生しうる可能性もあり、さらに先を見据えた対策が必要なのではないでしょうか。

■食環境に改革をもたらす“代替食”、だが置き換えだけでは本当の対策にはならない?

日本能率協会総合研究所の大豆ミートの市場規模調査によると、2019年に15億だった市場規模は、今年度に25億、そして大阪万博が行われる2025年には40億にもなると試算されています。

代替食という単語の通り、代わりとなる食材に注目が集まり、食糧難の解決へと導こうとする考えがある一方で、環境意識の高い欧米では、代わりになるものを提唱しているだけで、新たな枯渇が発生すれば根本的解決になっていないのではという声もあがってきています。

さらに、日本のような島国では生産に限度があるため、輸入して加工するしかないのであれば、GDPや食料自給率も下降の一途です。そのため、食糧難やCO2の削減という環境問題の第一線を根本的解決に導く持続可能な方法を考える必要があります。

■ “代替“ではなく、“捨てずに食べる”。代替食ブームの次にくるブームとは?

食糧難や環境問題を根本的に解決する手段として注目をされているのが、
捨ててしまっている“食材ガラ”の活用です。

これまでも食材ガラの活用は多く議論されてきており、世界的にも国単位で様々な対策がされてきましたが
今年は料理の制作過程で出てしまう食材ガラを、
材料として利用し「食べる」ことに注目が集まるといわれています。

■いまこそ脚光を浴びるべき“ガラ食”の代表格『カカオハスク』

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ガラの中でも注目が集まっているのが『カカオハスク』です。
実際にネットで検索すれば販売もされていますが、現時点で、その存在はあまり知られていません。
その理由に、使用用途が少ないことや、カカオ関連商品の製造の過程でその大半が捨てられていることがあります。
カカオ自体は世界的にもチョコレートの原料としても知られていますが、実際にカカオ豆のうちチョコレートの精製で使えるのは約70%。残りの約30%を占める部分はほとんど使用されません。そのうちの1つがカカオハスクです。
カカオは、世界中で年間約4000万トン以上が生産されており、食材ガラとなり捨てられているカカオハスクは年間で約60〜70万トン以上。これは、東京都から出る年間の生ごみ量とほぼ同量で、東京ドーム2杯分以上の量となっており、カカオハスクの活用による根本的な食糧・環境問題の解決が期待されます。
さらにカカオハスクにはカカオポリフェノールやカルシウム、ナトリウムなど、カカオ豆と同様に身体にいいとされるさまざまな成分も多く含まれており、環境だけでなく人にも優しい食材として期待を集めています。

■カカオハスクを用いたカレー「CACAO CURRY」シリーズ

関西の(インフラを支える)大手私鉄である京阪電気鉄道を傘下に持つ京阪グループの1社であるビオスタイル社が、京都・河原町で運営する複合型商業施設「GOOD NATURE STATION」から、カカオハスクをうまく活用したサステナブルな“ガラ食”が誕生。それが「CACAO CURRY(カカオカレー)」です。

コスタリカ産のカカオを使用し、商品は全部で6種類。中には代替食で脚光を浴びている“大豆ミート”を作る過程で発生する“おから”が入ったカレーもあり、まさに“ガラ食”の代表格となりえるカレーだといえます。

同施設では、カレーだけにとどまらず、今後もカカオハスクを活用した商品ラインナップをローンチする予定で、これを機にまとめたブランド総称を「GOOD NATURE MARKET」と名付けました。

■「CACAO CURRY」誕生の背景は?キーワードは“5GOOD”

なぜカカオハスクを利用しようと思ったのか。
その考えの根源には、このカレーを販売するに至った複合型商業施設「GOOD NATURE STATION」が掲げる
5GOOD”と呼ばれる行動指針があります。
5GOODには「体にGOOD、心にGOOD、地域にGOOD、 社会にGOOD、そして地球にもGOOD。」という食のスタイルが掲げられており、ただおいしいだけではなく、幸せな未来につながる食こそが、 今を生きる私たちに必要だという観点が備えられています。

同施設全体がその精神の元で取り組むことによって、商品1つ1つにまで統一したメッセージが伝播しているからこそ今回の商品が誕生しました。

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まとめ作者