「健康志向」と「簡便化志向」が加速する現代において、食生活の改善は多くの人の関心事となっています。しかし、仕事や家事、育児などで忙しい人にとって、時間をかけて料理するのは難しいのが現実です。
そこで注目されているのが、時間のある時にまとめて作っておける「作り置き」=「つくおき」です。SNSでも「#つくおき」のハッシュタグは64万件以上と、その人気はうかがえます。
株式会社KADOKAWAから8月29日に発売される『太らない作りおき202』は、そんな「つくおき」に特化したダイエットレシピ本です。本書は、人気料理家23名による、簡単に作れて保存がきく、しかもカロリーを抑えたレシピを202品紹介しています。
特徴は、主菜が1人分すべて200kcal台以下、副菜が99kcal以下と、ダイエット中でも満足できる内容になっていることです。さらに、ベースとなる作りおきやストックの保存期間目安も表示されているので、安心して作り置きできます。
本書で紹介されているレシピは、どれもシンプルで、特別な食材や調味料は不要です。忙しい人でも無理なく続けられる、実用性が高いダイエットレシピ本と言えるでしょう。
例えば、ローストビーフと野菜の盛り合わせは、焼きつけるだけで本格的で華やかな一品が完成します。塩豆腐のフライパンピザは、モッツァレラチーズのようなミルキーな塩豆腐を並べて、ピザ生地代わりに楽しめます。鮭の簡単アクアパッツァは、レモンとハーブで香りのいい鮭のマリネをトマトと香味野菜で煮るだけと、手軽に作れます。
本書を読めば、ダイエット中でも美味しい食事を楽しめることがわかります。健康的にダイエットしたい、でも時間がないという方は、ぜひ本書を参考にしてみてください。
『太らない作りおき202』は、忙しい現代人に寄り添った、まさに救世主的レシピ本だと思った。健康を意識しながらも、時間や手間をなるべくかけずに食事をしたいというニーズに応えている。
レシピの数も豊富で、飽きずに続けられるのも魅力。さらに、人気料理家23名の個性豊かなレシピが揃っているので、自分の好みに合ったレシピを見つけることができるのも嬉しい。
本書を読んで、改めて「つくおき」の便利さと美味しさに気づかされた。毎日の食事作りに悩んでいる人はもちろん、ダイエットに挑戦したい人にもおすすめしたい一冊だ。