京都といえば、その豊かな歴史と文化が漂う古都として有名です。そして、そんな古都の中でも際立つのが、美食と伝統が融合する町・祇園です。今回は、その祇園で名高い京割烹『祇園さゝ木』と、天保3年創業の京都・宇治『伊藤久右衛門』がタッグを組んで生み出した至極のスイーツ、第2弾「宇治抹茶生どら焼き たくみがさね」をご紹介します。
祇園さゝ木の主人、佐々木浩氏が監修するこのどら焼きは、伝統と革新が絶妙に融合した逸品です。佐々木氏は、温故知新の精神で日本料理を進化させ続けてきました。その結果、京都で最も予約が取りにくい店のひとつに成長したのです。その彼が今回挑んだのは、抹茶スイーツ界のトップブランド『伊藤久右衛門』とのコラボレーション。その共同作業から生まれたのが、今回の「宇治抹茶生どら焼き たくみがさね」です。
このどら焼きの最大の魅力は、何といってもその細部に至るまでのこだわりです。まず、生地はふっくらと焼き上げられた特別なもの。その中に挟まれるクリームは、石臼挽きの宇治抹茶とマスカルポーネチーズをたっぷりと合わせて作られています。さらに、甘さ控えめのあんが絶妙に調和し、3つの要素が一体となった極上の味わいを実現しています。
「宇治抹茶生どら焼き たくみがさね」のパッケージデザインにも注目です。一つ一つがカップに丁寧に入れられ、深みのある抹茶色を基調としたオリジナルのギフトボックスに詰められます。そのデザインは、まるでどら焼きの丸い形を連想させるような、和の趣を感じさせるもので、大切な方への贈り物としても最適です。
そんなこだわりの詰まったどら焼きが、5月30日(木)から伊藤久右衛門のオンラインショップ限定で販売されます。価格は6個入りで税込3,999円(送料込み)という、特別な価格での提供です。この機会に、一度味わってみてはいかがでしょうか。
祇園さゝ木の店内は、八坂通りの一角に位置し、四季折々の食材を取り入れた創造性的な料理と高級なおもてなしで知られています。その主人である佐々木浩氏は、料理だけでなく、スイーツにおいてもその専門性を発揮しています。彼からのコメントでは、どら焼きの生地そのもののフワッとした食感を際立てるために、ナイフとフォークを使って食べることを推奨されています。上質な抹茶とチーズが織りなすクリーム、そして甘さ控えめのあん。この三位一体の味のバランスは、まさに贅沢な一時を提供してくれることでしょう。
最後に、『伊藤久右衛門』の歴史にも触れておきましょう。同社は江戸時代後期、天保3年に創業しました。初代伊藤常右衛門が京都府宇治市で茶業を始め、それが現在の『伊藤久右衛門』として受け継がれています。こんなにも古くから日本の茶文化を支えてきた企業が手掛ける抹茶スイーツは、まさに品質保証の一品です。
このコラボレーションスイーツ「宇治抹茶生どら焼き たくみがさね」は、歴史と革新が見事に融合し、今ここに新たな伝統を生み出しました。この夏、ぜひ皆様もこの特別な味わいを楽しんでみてください。