2024年夏、京都水族館では梅雨の情緒を盛り上げる特別な展示イベント「くらげと傘と風鈴と」が開催されます。春から秋にかけて、美しさが溢れるこの期間限定イベントは、見る者の心を癒やし、耳を楽しませることでしょう。イベント期間中、館内はまるで夢の中に迷い込んだかのような幻想的な空間が広がります。
イベントの主要な特徴は約170個の「クラゲ風鈴」と「クラゲ京和傘」が展示されることです。これらは新潟県のガラス専門店「TAKU GLASS」と、京都で160年以上の歴史を持つ和傘の老舗「日吉屋」がそれぞれ手がけた逸品です。クラゲ風鈴は飼育スタッフの監修の下、色や形がクラゲを忠実に再現されており、また、飼育スタッフが川柳にしたクラゲの特徴が短冊に吊るされることで、ユニークな魅力を感じることができます。
さらに、「クラゲ京和傘」は伝統的な模様が施された和傘に、18種類のクラゲが墨彩画で描かれています。この和傘もまた、京都の老舗「日吉屋」によって手作りされており、その歴史と技術の粋が光ります。京和傘と風鈴の組み合わせが作り出す情景は、フォトスポットとしても高い評価を受けること間違いなしです。
イベントには夜の楽しみもあります。午後5時以降に2階テラスに設置された風鈴や和傘がライトアップされ、淡い光が幻想的な空間を演出します。夜風に響く風鈴の音が心地よく、昼間とは異なる静かな美しさが楽しめることでしょう。特に、「夜のすいぞくかん」の開催日には、営業時間が午後8時まで延長されるため、よるの特別な時間をたっぷりと楽しむことができます。
そして、お持ち帰りも可能です!「TAKU GLASS」が制作した「クラゲ風鈴」は、京都水族館にて7月1日から数量限定で販売されます。クリア、ブルー、ピンク、グリーンの4種類の色から選べる風鈴は、自宅でもその美しさと涼やかな音色を楽しむことができるでしょう。数量限定で早い者勝ちなので、ぜひお見逃しなく。
2024年の夏は、京都水族館で特別なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか?クラゲと和傘が創り出す幻想的な空間で、心地よい風鈴の音色を楽しみながら、忘れられない夏の思い出を作りましょう。