日本初の多様性エンターテインメントがついに渋谷にやってきます!Get in touch(代表:東ちづる)が主催する「まぜこぜ一座」のコンサートと映画上映が、6月16日にLINE CUBE SHIBUYAで開催されます。このイベントは、渋谷区との共催で行われる予定です。実力派のパフォーマーたちが集結し、多様性の力をステージで表現する一夜限りのスペシャルイベントです。
特筆すべきは、この「まぜこぜ一座」に参加する豪華なキャストたち。こびとパフォーマーや車いすや義足のダンサー、全盲のシンガーソングライター、自閉症やダウン症のダンサー、ドラァグクイーンなど、多様なバックグラウンドを持つパフォーマーが一同に集結します。さらに、『もののけ姫』の主題歌で知られる米良美一や、ポールダンス世界チャンピオンの小源寺涼太、トップベリーダンサーのSAYURI、そして今大人気のドラァグクイーンユニット「八方不美人」もパフォーマンスに参加する予定です。
映画のシナリオと公演台本は、ドラァグクイーンであり脚本家のエスムラルダが手がけ、多様性のメッセージが込められたユニークな作品に仕上がっています。映画タイトルは『まつりのあとのあとのまつり~まぜこぜ一座殺人事件~』で、90分のコメディサスペンスとして観る者を魅了します。
このイベントのもう一つの見どころは、会場内の徹底したバリアフリー対策です。視覚障害者には音声ガイドアプリ「HELLO!MOVIE」を用意し、パフォーマンス上演中にもバリアフリー音声ガイドが付きます。また、デジタルパンフレットも提供されるほか、聴覚障害者向けにはバリアフリー字幕や手話通訳、文字通訳も完備しています。車椅子利用者にも配慮し、観覧可能なスペースを前列と中段に配置します。
東ちづるは「まぜこぜ一座」の旗揚げ当初から多様性をテーマに活動してきましたが、その道のりは決して平坦ではありませんでした。取材が多く寄せられたにも関わらず、放送されなかったり、マイノリティの表現がデリケートとされたりと、多くの壁に直面してきました。しかし、彼女はこのイベントを通じて、多くの人と繋がり、より良い社会を目指したいと願っています。
記者発表会は6月3日に渋谷区庁舎14階の大集会室で行われ、Zoomでも参加可能です。登壇者には東ちづるをはじめ、声優の三ツ矢雄二やドラァグクイーンのエスムラルダ、ポールダンス世界チャンピオンの小源寺涼太、日本一小さい俳優のマメ山田、カウンターテナー歌手の米良美一(ビデオ出演)などが名を連ねます。
会見内容では、一夜限りの公演と映画の概要、東ちづるからのメッセージ、渋谷区長 長谷部健からのビデオメッセージ、そして各登壇者からのメッセージが予定されています。また、質疑応答や登壇者との写真撮影も行われる予定です。個別取材を希望する場合は事前に広報担当までご連絡ください。
多様性を讃えるエンターテインメントの祭典、この機会をお見逃しなく!