2024年06月21日更新
佐々木蔵之介 京都 藤原宣孝

佐々木蔵之介が案内!「ちょっと」奥深い京都の魅力を再発見!

俳優・佐々木蔵之介が地元京都を案内!藤原宣孝や豊臣秀吉ゆかりの地を訪れ、歴史を紐解く旅。さらに、三つ星料亭の絶品京料理や、息をのむ庭園美も堪能!佐々木蔵之介が新たな発見をする、ちょっと奥深い京都の魅力とは?

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佐々木蔵之介が案内!「ちょっと」奥深い京都の魅力を再発見!

「あなたの知らない京都旅~1200年の物語~」は、誰もが知る表の顔ではなく、それでいて深掘りしすぎない京都の魅力を再発見する番組。今回は、京都で生まれ育った俳優・佐々木蔵之介が番組初登場。地元・京都の“ちょっと奥深い”魅力を探る2時間スペシャルです。

佐々木は、歴史学者・井上満郎先生の案内で、清浄華院を訪れます。現在放送中の大河ドラマ『光る君へ』で紫式部の夫・藤原宣孝役を演じている佐々木にとって、ここはドラマでも重要なキャラクターとなっている藤原道長ゆかりの地。道長の強大な権力やその素顔を、実際に残されている史跡を見ながら学びます。

清浄華院からほど近い廬山寺は、紫式部の邸宅があったとされる場所。源氏庭を見ながら、藤原宣孝と紫式部の関係や結婚生活を2人が残した和歌を通して紐解いていきます。廬山寺がある場所に育ち、暮らした紫式部。改めて知る2人の関係に佐々木も思いを馳せます。

続いて、天野太郎同志社女子大学教授の案内で大徳寺へ。ここには、大河ドラマ『麒麟がくる』で佐々木が演じた豊臣秀吉に仕えた茶人・千利休にまつわる金毛閣という山門があります。佐々木は、荘厳な真っ赤な門にまつわる秀吉と千利休のエピソードに耳を傾け、その歴史的価値に感嘆します。

さらに、秀吉が織田信長の菩提を弔うために建立した総見院を訪れ、信長の等身大の坐像を目の当たりにします。信長の実像に近いと言われる顔を凝視し、佐々木は「なんとも言えない目をしている。志半ばの目なのか?魂が入っているような気がしますね」と感銘を受けた様子。

食の面では、天正年間の1576年創業の老舗料亭「山ばな 平八茶屋」へ。佐々木は、とろろ汁やぐじの若狭焼きを味わい、「ぐじと聞くだけで京都に帰ってきた気がする」と笑顔を見せます。

祇園では、京都でもっとも予約がとれない三つ星料亭「祇園さゝ木」へ。店主の佐々木浩さんの京料理に対するこだわりは、じゅんさい、ハモ、アワビを独特の手法で調理した、まさにちょっと奥深い京料理に現れています。

日も西に傾きかけたころ、夕方に美しさを増すという流響院の庭園へ。明治に活躍した作庭家・七代目小川治兵衞の子孫であり、現在、御庭植治株式会社代表取締役として庭園の作庭・修景・維持を手掛けている小川勝章さんから、庭園の仕掛けや楽しみ方を教わります。佐々木は、小川さんの説明に従い、庭園の奥深い魅力を堪能します。

京都で生まれ育った佐々木も「知らなかった京都を教えていただいた」と感慨深げだった今回の旅。見ればきっと京都に行きたくなる、そんな絶妙な奥深さを佐々木蔵之介が案内します。
佐々木蔵之介が案内する「ちょっと奥深い京都」は、歴史、食、庭園と、多岐にわたる魅力が詰まった内容で、視聴者もきっと「自分も行ってみたい!」と思わせるような番組でした。

特に印象的だったのは、佐々木が演じた藤原宣孝や豊臣秀吉にゆかりの地を訪れ、歴史を紐解くシーン。歴史好きにはたまらない内容です。また、三つ星料亭「祇園さゝ木」の絶品京料理も、見ているだけで食欲をそそるものでした。佐々木が料理人との共通点を見出したというシーンも興味深かったです。

流響院の庭園では、夕暮れの美しい景色と共に、庭園の奥深い魅力が堪能できます。佐々木が「庭にも生き物のように感情がある」という言葉に共感したように、庭園の持つ静寂と力強さを感じることができました。

全体を通して、佐々木の京都への愛と、新たな発見をしようとする姿勢が伝わってくる番組でした。彼の案内によって、京都の知られざる魅力が再発見できる、そんな素敵な番組でした。
出典:株式会社BS朝日
出典:株式会社BS朝日

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まとめ作者