人気俳優であり、シンガーソングライターとしても活躍する松下洸平が、待望の初エッセイ集「フキサチーフ」を2024年12月13日に発売します。本書は、2021年4月号から2024年1月号まで雑誌『ダ・ヴィンチ』で連載された同名エッセイをまとめたもの。連載に加え、書き下ろし2篇とあとがきも収録された充実の内容となっています。
タイトルにもなっている「フキサチーフ」とは、絵画の完成後に作品を保護するために吹き付ける定着液のこと。この言葉が示すように、本書は日々の出来事や人との出会いなどを丁寧に綴り、松下洸平自身の日常を彩る、大切な一筆となっています。
エッセイでは、多忙な日々を送る中で感じた役柄と自分自身のギャップ、フルアルバム制作や楽曲制作への思い、そして、自身の創作活動における葛藤や喜びが赤裸々に綴られています。 プライベートなエピソードも多く、大切な祖父との思い出や、お腹が痛くなった時に支えてくれる存在など、飾らない等身大の松下洸平の姿が垣間見えます。
特に注目すべきは、書き下ろしエッセイ。過去の自分と向き合いながら、当時の感情や状況を率直に綴った貴重な内容となっています。 これらの文章を通して、彼の成長や変化、そして変わらない芯の部分を深く知ることができるでしょう。
さらに、本書のカバー、表紙、中面イラストはすべて松下洸平本人が手掛けました。彼の繊細な感性と温かみが感じられる、特別な一冊と言えるでしょう。
松下洸平自身は、「笑い、泣き、迷った日々は、華やかではなくとも僕にとってかけがえのない宝物です。」とコメント。本書が読者にとって、日々の暮らしの中に寄り添える一冊となることを願っています。
本書は、松下洸平のファンはもちろん、彼の飾らない人柄や真摯な姿勢に共感する多くの人々にとって、心温まる、そして深く考えさせられる一冊となるでしょう。 彼の言葉を通して、自分自身の日常や人生を見つめ直すきっかけとなるかもしれません。