2023年1月から歌手活動を休止していた氷川きよしが、8月17日に東京ガーデンシアターで1年8カ月ぶりのコンサートを開催し、歌手活動を再開しました。
会場には6500人のファンが詰めかけ、氷川は「ごぶさたしてました!今日を楽しみにしてました!」と満面の笑みでファンに語りかけました。
氷川は、休止期間中に蓄えたパワーを爆発させるように、全32曲を熱唱。デビュー22年目を迎えた2022年1月に「心身をリフレッシュしたい」と活動休止を発表し、同年「NHK紅白歌合戦」を最後に休養に入りました。今年4月には、長年所属していた「長良プロダクション」を退社し、独立することを発表しました。
1年8カ月ぶりのステージに立った氷川は、往年の演歌からポップスまで幅広い楽曲を披露し、ファンを魅了しました。前半は「きよしのズンドコ節」「箱根八里の半次郎」など、おなじみの演歌を熱唱。後半では「限界突破×サバイバー」「ボヘミアン・ラプソディ」など、ロックテイストの楽曲をパワフルに歌い上げました。
衣装も紋付き袴姿から華やかなドレスまで、多彩な衣装で魅せ、ファンを飽きさせませんでした。後半には、氷川と親交のあるTM NETWORKの木根尚登がゲスト出演し、ギター演奏で氷川のステージを盛り上げました。
3時間にわたるコンサートで、氷川は「最高です!」と活動再開の喜びをファンと分かち合い、客席からは「きよしコール」や「KIINA!」と氷川を愛称で呼ぶ声援が飛び交いました。
氷川は、涙をこらえながら「泣きそうだけど、涙は出しません!」と宣言していましたが、後半では感極まって涙を浮かべて歌唱するシーンもありました。
フィナーレでは、「この日を忘れません!これからもわたくしのことをよろしくお願いします!頑張ります!」と新生氷川きよしとしての決意を表明しました。
氷川の復帰公演は、デビュー25周年ツアーとして、大阪フェスティバルホール(9月4、5日)、大宮ソニックシティ(10月11日)でも開催されます。復帰後の新曲発売については、現時点では未定とのことです。
氷川きよしの復帰コンサートは、多くのファンにとって待ち焦がれていたイベントだったと思います。コンサートでは、氷川のパワフルな歌声と、ステージパフォーマンスに圧倒されました。
特に印象的だったのは、後半のロックテイストの楽曲を歌い上げたシーンです。氷川は、これまで演歌のイメージが強かったですが、ロックも歌いこなす姿に驚きました。
また、ゲスト出演した木根尚登とのコラボレーションも素晴らしかったです。2人の息の合った演奏は、会場の熱気をさらに高めました。
3時間にわたるコンサートは、あっという間でした。氷川の歌声は、時間を忘れさせてくれるほど魅力的で、ファンを魅了していました。
氷川の復帰は、多くのファンにとって大きな喜びです。今後の活動にも期待しています。