【2025年トレンド】乳液とはもう古い?新世代「オールインワン乳液」の実力検証
現代人のライフスタイルの変化に伴い、時短と効率を重視したスキンケア方法への需要が急増しています。その中で従来の乳液の概念を覆す、2025年注目の新世代オールインワン乳液の実力を徹底検証します。
乳液の常識が変わる2025年
「スキンケアは化粧水、美容液、乳液、クリームの順番」
この当たり前とされてきた常識が、2025年、大きく変わろうとしています。現代人のライフスタイルの変化に伴い、「時短」と「効率」を重視したスキンケア方法への需要が急増。そこで登場したのが、従来の乳液の概念を覆す「オールインワン乳液」です。
本記事では、この新世代スキンケアアイテムの実力を徹底検証し、従来の乳液との違いや最新技術、そして本当に効果があるのかを解説します。忙しい毎日を送る現代人にとって、この新しいスキンケア方法が救世主となるのか、それとも単なる一過性のトレンドなのか、一緒に見ていきましょう。
従来の乳液とオールインワン乳液の違い
従来の乳液の役割と限界
従来の乳液は、化粧水で与えた水分を油分でフタをし、保湿効果を高めるというシンプルな役割を持っていました。しかし、この方法には以下のような限界がありました。
複数ステップが必要
化粧水→美容液→乳液→クリームと順番に使用する必要がある
成分の浸透度の問題
先に塗布した化粧水や美容液の上から乳液を重ねると、各成分の浸透性に限界がある
時間と手間
複数の製品を順番に塗り分ける手間と時間がかかる
オールインワン乳液の新しい概念
対して、2025年に注目を集める「オールインワン乳液」は、従来の乳液の概念を大きく変えています
複数機能の統合
化粧水・美容液・乳液・クリームの機能を1つに集約
高度な浸透技術
時間差浸透技術などの最新テクノロジーにより、水分と油分を効率よく届ける
多機能性の向上
美白、エイジングケア、バリア機能強化など複数の効果を同時に実現
簡便性
1アイテムで完結するため、時間と手間を大幅に削減
例えば大塚製薬のリジュブネイトワンなどは、「時間差浸透技術」を開発し、水分で肌を満たした後に時間差で油分が浸透するようにしており、これにより1つのアイテムでライン使いと同等の効果を目指しています。
2025年の最新技術が実現する「オールインワン乳液」の進化
浸透テクノロジーの革新
2025年のオールインワン乳液で特に注目されているのが、浸透技術の革新です
時間差浸透技術
水分と油分の浸透タイミングを調整し、理想的な肌環境を維持
リポソームカプセル技術
有効成分をナノサイズのカプセルに閉じ込め、角質層まで効率的に届ける
3層時間差浸透
サントリーのVARONなどが採用する、複数の成分を時間差で浸透させる技術
最新の注目成分
2025年のオールインワン乳液には、最先端の美容成分が贅沢に配合されています:
リポソーム化ビタミンC
従来のビタミンCよりも安定性と浸透性を高めた成分
グリチルリチン酸ジカリウム
2025年の注目成分第1位に選ばれた抗炎症成分
グルタチオン
強力な抗酸化作用と美白効果を持つ次世代成分
アゼライン酸
ニキビケアと美白を同時に叶える注目成分
ナイアシンアミド10%高配合
肌のキメを整え、美白効果を高める成分
資生堂のアクアレーベルなどは、これらの成分を最適な比率で配合し、肌の奥までじゅわ〜と浸透させることで、うるおって明るい透明感のある肌へと導く製品を展開しています。
オールインワン乳液のメリット・デメリット
メリット
代表的なメリットは、以下のようになっています。
1. 時短効果:1つのアイテムでスキンケアが完了するため、忙しい朝や疲れた夜でも簡単にケアできる
2. コスト削減:複数の製品を購入する必要がなく、経済的
3. 摩擦軽減:肌に触れる回数が減るため、肌への物理的ダメージを最小限に抑える
4. 配合成分の最適化:一つの製品で相性の良い成分を適切な配合比で使用できる
5. 携帯性:旅行や外出時に複数の製品を持ち歩く必要がない
OneCosmeで実際にオールインワン乳液を使用した方へのアンケートでは、「手軽さ(時短)」と「高コスパ」が全体の9割以上を占める結果となりました。
デメリット
1. 肌状態に合わせた調整の難しさ:その時々の肌状態に合わせて成分を調整できない
2. 潤い不足の可能性:乾燥が気になる方には単体では物足りなく感じる場合がある
3. 好みのテクスチャーの制限:自分好みのテクスチャーの組み合わせを楽しめない
4. 特定の悩みへの対応の限界:特定の肌悩みに特化した集中ケアは難しい場合がある
「オールインワン化粧品は手軽で便利ですが、特定の成分の量を調整できないため、その時の肌悩みに合わせた成分を補うことが難しく、肌状態に合わせたケアがしにくいというデメリットがあります」と専門家は指摘しています。
2025年人気のオールインワン乳液ランキング
パーフェクトワン スパークリングセラム
日本初、ビタミン18種類を配合したオールインワン炭酸セラム。ナイアシンアミド10%配合の炭酸100%クリーミー泡が特徴で、2025年1月にバージョンアップし、累計販売実績8,500万個を突破しています。
アクアレーベル スペシャルジェルクリーム EX(オイルイン)
LDKでもA評価を獲得した人気アイテム。濃密ジェルクリームがキメの奥まで浸透し、うるおって明るい透明感のある肌へと導きます。50代にも人気のオールインワン製品です。
TOOL オールインワンセラム
元資生堂ブランドマネージャーが独自開発した30代男性向けの高機能オールインワン美容液。3種のセラミドと14種のNMF(アミノ酸)を独自の黄金比率で配合し、リポソームカプセル内に閉じ込めることで浸透性を向上させています。2025年3月に発売され、日経TRENDYでも注目されています。

TOOL オールインワンセラム 株式会社クローバーのプレスリリース(2024年12月5日 12時10分)メンズスキンケアの常識を覆す、新ブランド「TOOL」誕生!
SHIRO オイルインセラム
昆布・酒かす・ゆずなど肌悩みに合わせて選べるオールインワン美容液として登場。2025年夏スキンケアとして注目されており、数量限定で2025年4月24日より発売されています。
コラリッチEXブライトニングリフトジェル