2024年09月18日更新
秀島迅 朝里樹 怪異図鑑

創作のヒント満載!「プロの小説家が教える クリエイターのための怪異図鑑」9/20発売

小説家・秀島迅氏と怪異研究家・朝里樹氏のタッグで贈る、クリエイター必見の怪異図鑑が登場!71種の個性豊かな怪異キャラクターを、創作に役立つ視点で解説。怪異の概念から物語への落とし込み方まで、幅広い知識が得られます。

130
0

創作のヒント満載!「プロの小説家が教える クリエイターのための怪異図鑑」9/20発売

小説や漫画、シナリオなど、様々な創作において人気が高い「怪異」。近年ではアニメやYouTube動画などでも怪異を題材にしたコンテンツが増え、クリエイターにとって注目度の高い要素となっています。しかし、クリエイター向けの怪異に関する書籍は、これまでほとんど存在しませんでした。

そんな中、日本文芸社から9月20日に発売される『プロの小説家が教える クリエイターのための怪異図鑑』は、作家・秀島迅氏と怪異研究家・朝里樹氏のダブルネームによる、まさにクリエイターのための指南書です。

「怪異」とは「不思議な事実」や「化け物」を指し、英語では「ミステリー」と訳されます。ホラーとイコールではありませんが、多くの人が古くから伝わる怪物や都市伝説の化け物をイメージするのではないでしょうか。

本書では、古事記にも登場するほどの歴史を持つ怪異の中から、71種の個性豊かなキャラクターを厳選し、6つの章に分けて紹介しています。人型の怪異、鬼や神、怨霊、動物の怪異、巨大な怪異、異形の怪異など、多様な怪異キャラクターを網羅することで、それぞれの特性を明確化し、物語や文章にどう活かせるのか、具体的な応用方法を示しています。

各キャラクターの見開きページでは、別名、概要、特徴・能力・弱点、怪異の特徴を表現する文例などが掲載されています。さらに、ポイント解説ではストーリーと絡めた創作のヒントが紹介されており、クリエイターにとって非常に役立つ構成となっています。

また、最終章には書き込み式怪異表現練習シートも用意されており、読者は実際に怪異を題材にした文章創作に挑戦することができます。

本書の執筆陣は、作家としての活動に加え、芸能人や著名人のインタビュー、著述書、自伝などの執筆を行う秀島迅氏と、怪異・妖怪の収集・研究を行う朝里樹氏。それぞれの専門性を活かした本書は、怪異の世界を深く理解し、創作に活かしたいクリエイターにとって、まさに必携の一冊と言えるでしょう。

怪異の世界に興味がある方、創作活動に新たなインスピレーションを求めている方、ぜひ本書を手に取って、無限の可能性が広がる怪異の世界を体感してみてください。

なお、本書の一部内容は、エブリスタ「monokaki」にて公開されています。興味のある方は、そちらも併せてご覧ください。
『プロの小説家が教える クリエイターのための怪異図鑑』は、怪異というテーマを創作に活かしたいクリエイターにとって、まさに福音となる一冊だと感じました。

まず、秀島迅氏と朝里樹氏という、小説家と怪異研究家の異色の組み合わせが、本書に深みを与えています。秀島氏の小説家としての視点から、怪異を魅力的なキャラクターとして捉え、物語にどのように落とし込むかという具体的な方法が提示されています。一方、朝里氏の豊富な怪異に関する知識は、読者に怪異の世界を深く理解させ、創作の幅を広げてくれます。

71種もの怪異キャラクターが、それぞれの個性的な特徴とともに紹介されている点も素晴らしいです。単に怪異の名前や特徴を羅列しているのではなく、各キャラクターの背景や能力、弱点などが丁寧に解説されているため、読者はそれぞれの怪異を深く理解し、自分だけの物語に組み込むことができます。

さらに、本書はクリエイター視点で書かれているため、怪異を創作に活かすための具体的なヒントが満載です。怪異の特徴を表現する文例や、ストーリーに絡めた創作のコツなど、実践的なアドバイスが多数掲載されており、読者はすぐにでも創作に活かせるアイデアを得ることができます。

書き込み式怪異表現練習シートも、本書の大きな魅力の一つです。読者は実際に怪異を題材にした文章創作に挑戦することで、本書で学んだ知識を体得することができます。これは、単に知識をインプットするだけでなく、アウトプットすることで、より深く怪異の世界を理解し、創作力を高めることができる優れた仕掛けです。

もちろん、本書は怪異の世界に詳しくない人でも十分に楽しめる内容となっています。怪異の基礎知識から、創作に役立つ情報まで、幅広い層の読者が満足できる構成になっています。

全体を通して、本書は怪異という魅力的なテーマを、クリエイターの視点で深く掘り下げた、非常に充実した内容となっています。怪異を題材にした創作に興味がある方はもちろん、創作活動に新たな刺激を求めている方にも、強くおすすめしたい一冊です。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

まとめ作者