2024年07月18日更新
大徳醤油 hannoc DOORSGROCERY

醤油蔵とパティスリーがコラボ!大徳醤油の醤油粕を使ったクッキー缶が誕生

兵庫県養父市の醤油蔵「大徳醤油」と大阪市中崎町のパティスリー「hannoc」が、URBAN RESEARCH DOORSの食品ブランド「DOORS GROCERY」とコラボし、醤油粕を使ったこだわりのクッキー缶を発売。

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醤油蔵とパティスリーがコラボ!大徳醤油の醤油粕を使ったクッキー缶が誕生

兵庫県養父市の醤油蔵「大徳醤油株式会社」と大阪市中崎町にあるパティスリー「hannoc(ハノック)」が、株式会社アーバンリサーチが展開するオリジナル食品ブランド「DOORS GROCERY」とコラボレーションした、特別なクッキー缶が、7月26日(金)から全国のURBAN RESEARCH DOORS店舗で発売されました。

このクッキー缶には、大徳醤油の醤油粕を使用。醤油粕は、醤油を搾った際に残るもので、畑の肥料や家畜の飼料としても使われますが、産業廃棄物として捨てられてしまうことも少なくありません。hannocの若きパティシエたちは、そんな醤油粕をフランスの焼き菓子「ガレットブルトンヌ」と「フロランタン」に落とし込み、今までになかった醤油粕の楽しみ方を提案しています。

クッキー缶には、醤油粕のフロランタン プレーン、醤油粕のフロランタン ショコラ、醤油粕のガレットブルトンヌ プレーン、醤油粕のガレットブルトンヌ ショコラの4種類が、それぞれ3枚ずつ、合計12枚入っています。

醤油粕のフロランタン プレーンは、クッキー生地に醤油粕ともろみをちりばめたザクザク食感のフロランタン。じっくり浅く生地を焼き上げることによって醤油の豊かな風味を閉じ込めています。表面には醤油を吹きかけ、より香ばしくフレッシュな香りをプラスしています。

醤油粕のフロランタン ショコラは、フルーティーな酸味が特徴の醤油粕をショコラと合わせたフロランタン ショコラ。ヌガー生地には相性のいいヘーゼルナッツとカカオニブをプラスし、ザクザクした食感がアクセントになっています。こちらも表面には醤油を吹きかけています。

醤油粕のガレットブルトンヌ プレーンは、粉砕した醤油粕ともろみをたっぷり生地に練り込んだガレットブルトンヌ。醤油粕やもろみの芳醇な香りや香ばしさにバターの風味が口いっぱいに広がり、リッチな味わいに。しっとりした食感に仕上げています。

醤油粕のガレットブルトンヌ ショコラは、ココア生地にチョコチップと醤油粕、もろみを練り込んだガレットブルトンヌ ショコラ。敢えて粉砕せずに手で砕いた醤油粕とチョコチップの食感を楽しめるようにし、サクッとした食感に仕上げています。チョコに負けない醤油の風味を楽しめます。

今回のコラボレーションは、hannocの若きパティシエたちが、お客様に喜んでもらうという想いと、大徳醤油が食について若い世代にも伝えたいという想いが合致したことから実現しました。DOORS GROCERYは、つくり手の方の想いやこだわりを伝えていくことをテーマに掲げており、今回のコラボレーションを通じて、それぞれの想いを発信していくことを目指しています。

大徳醤油は、1910年(明治43年)創業で、100年以上の歴史を持つ醤油蔵です。兵庫県養父市で伝統の天然醸造を続ける大徳醤油は、国産や有機にこだわって選定した原材料を使用し、化学調味料・保存料・着色料・遺伝子組み換え原料を使用せず、醤油づくりを行っています。

大徳醤油の考える「天然醸造」は、もろみに温度を加えず、四季の温度変化の中で醤油をつくる製法です。無垢の杉板に覆われた醤油蔵の中で、「ペチペチ」と音を立て穏やかな発酵を続け、何種類もの酵母や乳酸菌が四季のうつろいに合わせて活動し、醤油蔵の中でゆっくりと醸されます。そして、自然の力に人の手を少し加えることによって醤油ができあがります。

醤油粕は、醤油を搾った後に残るものです。大徳醤油の醤油粕は、時間をかけてしっかりと発酵・熟成され、芳醇でフルーティーな香りがします。そして、実は醤油以上に栄養がたっぷり含まれています。そんな素材がフランスの焼き菓子と出会うことで、より上品で深みのある味わいのクッキーが生まれました。

クッキー缶は数量限定で販売されていますので、気になる方はお早めにチェックしてみてください。また、発売翌日の7月27日(土)には、URBAN RESEARCH DOORS なんばパークス店にて、1日限定で試食会が開催されます。この機会にぜひ、醤油粕でつくられたクッキーをお試しください。
醤油蔵とパティスリーという、一見異なるジャンルの企業がコラボレーションしたクッキー缶は、まさに「意外性」という言葉がぴったりでした。醤油粕を使った焼き菓子という発想は斬新で、醤油の風味と焼き菓子の甘さが絶妙に調和していました。

特に印象に残ったのは、醤油粕のフロランタン プレーンです。醤油の香ばしさと、ザクザクとした食感がたまらなく、一口食べたら止まらなくなってしまいました。また、醤油粕のガレットブルトンヌ ショコラは、チョコレートの甘さと醤油の風味が絶妙なバランスで、贅沢な味わいを堪能できました。

普段、醤油粕を食べる機会はあまりないのですが、今回のクッキー缶を通じて、醤油粕の魅力を再認識しました。醤油粕は、捨てられることが多い素材ですが、このように工夫次第で、新たな価値を生み出すことができることを証明しています。

今回のコラボレーションは、単なる商品開発にとどまらず、食文化の創造という側面も持ち合わせています。醤油蔵とパティスリーという異なる文化が融合することで、新しい食体験を生み出し、食の楽しみ方を広げてくれるのではないでしょうか。

このクッキー缶は、見た目も美しく、ギフトにも最適です。醤油好きの方や、新しい味に挑戦したい方におすすめです。
出典:株式会社アーバンリサーチ
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まとめ作者