高校生発想のプロテイン入りチーズ「チープリテイン」新登場!おやつ感覚でタンパク質補給を
株式会社なとりと成立学園中学・高等学校が共同開発した、Z世代向けのおやつ系チーズ「チープリテイン」が誕生。プロテイン配合で、手軽にタンパク質を摂取できます。高校生の斬新な発想と、なとり独自の技術が融合した新商品に注目です。
高校生発想のプロテイン入りチーズ「チープリテイン」新登場!おやつ感覚でタンパク質補給を
株式会社なとりと東京都北区の成立学園中学・高等学校が共同で開発した、プロテイン入りチーズおやつ「チープリテイン」が、2024年9月28日(土)・29日(日)に開催される成立学園高校の文化祭で販売されます。
この商品は、成立学園の高校生たちが「自分たちが食べたいチーズおやつ」をテーマに、商品開発の授業で考案したものです。産学連携の一環として、なとり社員が学校を訪れ、生徒たちに商品開発の指導を行い、高校生たちはチームでアイデアを出し合い、プレゼンテーションで競い合いました。その中で最も優れたアイデアとして「チープリテイン」が選ばれ、商品化が実現しました。
「チープリテイン」は、チーズ、プリン、プロテインを組み合わせた造語で、その名の通り、チーズとプリン風味を融合させた、新しい食感と味わいが特徴です。高校生が考案したということもあり、パッケージデザインにも躍動感あふれるイラストが使用されています。
開発の背景には、なとりが「おつまみをもっと多くの人に、様々なシーンで楽しんでほしい」という思いと、高校生たちが「本当に自分が食べたいと思える商品を作りたい」という思いが合致したことがあります。特に、陸上部員である考案者の高校生は、部活後に手軽にタンパク質を摂取できるおやつとして、プロテイン配合のチーズを思いついたそうです。
「チープリテイン」は、なとり独自の特許製法であるヒートパフ製法で作られています。この製法により、ふわっと軽く、しっとりとした食感に仕上げられており、チーズ本来の味わいを損なうことなく、お菓子感覚でパクパク食べられます。また、素材にこだわってプロセスチーズ100%を使用し、ひとくちサイズで食べやすいのも魅力です。
開発担当者によると、高校生の魅力的な発想を製品に落とし込むことに苦労したとのことですが、高校生が納得のいく「おいしい」チーズを追求し、味はもちろん、パッケージやネーミングにも高校生のアイデアが反映されています。
なとりは、SDGsの取り組みの一環として食育活動にも力を入れており、今回の共同開発を通じて、若い世代に食の大切さや食文化の魅力を伝えたいと考えています。また、この商品を通じて、おつまみの新しい可能性を提示し、従来のおつまみとは異なる新しい市場を創造したいと考えているようです。
「チープリテイン」は、高校生をはじめ、若い世代にぜひ味わってほしい、おやつ感覚でタンパク質を摂取できる新しいタイプのチーズです。文化祭での販売を皮切りに、今後、より幅広い層に販売される可能性もあるかもしれません。
高校生が考案したプロテイン入りチーズ「チープリテイン」は、単なるおやつを超えた、新しい食体験を提供する可能性を秘めていると感じました。
まず、高校生たちが主体的に商品開発に関わったという点が素晴らしいです。自分たちが本当に食べたいと思うものを追求し、企業や大学と連携して商品化を実現したことは、彼らの創造性と行動力を示す素晴らしい事例です。将来の起業家を志す高校生が、自身の探究心を活かして商品開発に貢献したことは、教育現場においても大きな成果と言えるでしょう。
また、「チープリテイン」は、プロテイン配合という点で、健康志向の高まりに対応した画期的な商品です。従来、プロテインは運動部員や筋トレ愛好家などが摂取するイメージが強かったですが、「チープリテイン」は、おやつ感覚で手軽にタンパク質を補給できるため、幅広い層に受け入れられる可能性があります。特に、健康的な食生活に関心を持つ若い世代にとって、魅力的な選択肢となるでしょう。
さらに、なとりがSDGsの取り組みとして食育活動に取り組んでいる点も高く評価できます。企業が社会貢献の一環として、若い世代に食の大切さを伝える活動を行うことは、持続可能な社会の実現に向けて重要な役割を果たします。「チープリテイン」は、単なる商品ではなく、食育を通して若い世代に食への関心を高めるきっかけとなる可能性も秘めています。
しかし、課題も見られます。文化祭での販売は、まだ限定的なものです。今後、より幅広い地域で販売されるためには、消費者のニーズを的確に捉え、マーケティング戦略を展開する必要があるでしょう。また、プロテイン配合という点で、味や風味に対する好みは人それぞれです。万人受けする味を目指しつつ、様々なニーズに対応できる商品展開が求められます。
それでも、「チープリテイン」は、高校生と企業が力を合わせ、新しい価値を生み出した素晴らしい事例です。今後、この商品がどのように展開していくのか、そして、若い世代にどのような影響を与えるのか、注目していきたいと思います。