耳掃除嫌いのたっくんと愉快な「みみカス一家」!あさのますみさん最新絵本『みみカスいっか』
耳掃除が苦手な男の子「たっくん」が、耳の中の世界で出会ったのは、個性的な「みみカス一家」!作家・あさのますみさんによる、ユーモア溢れる新作絵本『みみカスいっか』が7月19日に発売。みみカスたちの愉快な日常を描いた、愛らしい絵本の世界へご招待。
耳掃除嫌いのたっくんと愉快な「みみカス一家」!あさのますみさん最新絵本『みみカスいっか』
「みみカスいっか」は、耳掃除が苦手な男の子「たっくん」が、耳の中で出会う個性豊かな「みみカス一家」を描いた、ユーモアあふれる絵本です。
作家のあさのますみさんは、自身の耳掃除嫌いな経験を元に、みみカスを擬人化し、子供時代に想像を膨らませていた愉快な一家の物語として、この絵本を創作しました。
絵本には、耳掃除が苦手な子供たちの共感を得られる描写や、みみカス一家のユニークなキャラクターが満載で、子供たちの心を惹きつける魅力的なストーリーとなっています。
絵を担当したのは、はしもとえつよさん。みみカスたちの愛らしい姿や、耳の中の不思議な世界を、鮮やかな色彩と優しいタッチで表現しています。
「みみカスいっか」は、子供たちだけでなく、大人も楽しめる、心温まる絵本です。耳掃除嫌いの子供を持つ親御さんや、子供の頃に耳掃除が苦手だった大人の方にもおすすめです。
絵本は、YOMOサイト、Amazon、e-hon、各書店にて販売されます。
絵本通販サイト「YOMO」について
「YOMO」は、株式会社ニコモが運営する、プロ、アマ問わず、誰でもオリジナル絵本の投稿・試し読み・販売・購入が楽しめるサイトです。
無料会員登録をすることで、各作品を一度ずつ全ページ試し読みできます。オンデマンド方式で印刷・製本され、購入者のもとへ届けられます。
オリジナル絵本の投稿、販売も無料で可能です。データまたは原画で作品を投稿することができます。
作者紹介
# あさの ますみ
秋田県生まれ。
『ちいさなボタン、プッチ』で小学館第13回おひさま大賞童話部門最優秀賞を受賞。
『まめざらちゃん』で第7回MOE創作絵本グランプリ大賞を受賞。
主な作品に『ヨルとよる』(教育画劇)、『おおきなおさら』(パイインターナショナル)、『アニマルバス』シリーズ(ポプラ社)などがあります。
また、浅野真澄名義で声優としても活躍、多数の出演作を持っています。
# はしもと えつよ
北九州市生まれ。独学で絵を描く。
『おにたくんやまのぼりだよ』で小学館第14回おひさま大賞絵本部門最優秀賞を受賞。
主な作品に『おおいなるだいずいちぞく』『ぼくはケンちゃん』(以上、偕成社)『めんたいこどりーむ』(講談社)
『おにたくんのおにぎり』(ひさかたチャイルド)『とうちゃんはりょうりにん』『ゆびかぞく』(以上、ニコモ)、挿絵作品に
『三島由宇、当選確実!』(講談社)、『となりの猫又ジュリ』『オセロのジャムとにじ色トカゲ』(以上、国土社)などがあります。
耳掃除の嫌な思い出、誰しもあるのではないでしょうか?私も子供の頃、耳掃除は大の苦手で、母親に耳掃除をしてもらっている間は、いつもドキドキしていました。
そんな耳掃除嫌いの子供たちの気持ちを代弁するかのように、この絵本は、耳掃除が苦手な男の子「たっくん」と、個性的な「みみカス一家」のユーモア溢れる日常を描いています。
耳の中の世界を舞台にした、ユニークな発想と、みみカスたちの愛らしいキャラクターが魅力的なこの絵本は、子供たちの心を掴むだけでなく、大人も思わず笑顔になってしまう、そんな作品です。
特に印象的なのは、みみカスたちのセリフ。
「おれ みみカス。カスはカスでも やくにたつ カスだぜ」
このセリフには、みみカスたちの自信とユーモアを感じます。
この絵本を読んだ後、耳掃除に対する子供の心の抵抗が少し和らぐかもしれません。
また、大人にとっても、子供の頃に耳掃除が苦手だった頃の懐かしい思い出を呼び起こしてくれる、そんな心温まる作品だと思います。
あさのますみさんの軽妙な筆致と、はしもとえつよさんの温かみのあるイラストが、みみカス一家の魅力を最大限に引き出していると感じました。
ぜひ、親子で一緒に読んで、耳掃除嫌いを克服するきっかけにしてみてはいかがでしょうか。