京都が妖怪の都に!「怪々YOKAI祭」で百鬼夜行が現実世界に

東映太秦映画村で開催される「怪々YOKAI祭」では、約100体の妖怪が映画村を練り歩く「うずまさ百鬼夜行」や、現代ポップカルチャーと融合した妖怪アート展など、妖怪尽くしのイベントが楽しめる。伝統的な妖怪文化を新しい形で体験できる、まさに妖怪エンターテイメントだ。

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京都が妖怪の都に!「怪々YOKAI祭」で百鬼夜行が現実世界に

「侍や忍者だけが日本のヒーローじゃない」を合言葉に、京都が妖怪の都に。東映太秦映画村では、約100体の妖怪が映画村を練り歩く「うずまさ百鬼夜行」や、伝統的な妖怪文化に現代のポップカルチャーを融合させた妖怪アート展示など、妖怪尽くしのイベント「怪々YOKAI祭」が開催される。

「百鬼夜行絵巻」を起源とし、歴史上の偉大な芸術家たちが各時代の表現で見えないはずの妖怪の姿を形作り、日本独自の妖怪文化を培ってきた。侍や忍者と並んで世界が注目しつつある日本の妖怪文化は、平安時代の京都の闇の中から生まれたとも言える。

今回のイベントは、妖怪という古い存在の「新しい楽しみ方」を追求し、絵巻の中で夜行してきた百鬼を再び現実世界に解き放つという試みだ。

イベントを総合プロデュースするのは、妖怪文化研究家であり、妖怪芸術団体「百妖箱」代表の河野隼也氏。河野氏は、妖怪衣装やグラフィックアートの制作などの創作活動と共に、京都を拠点に「一条百鬼夜行」「モノノケ市」「嵐電妖怪電車」「伏見妖怪酒祭」「三井寺妖怪ナイト」など、妖怪にまつわるさまざまなイベントを手掛けてきた。

クリエイティブディレクターは大垣ガク氏(アシタノシカク代表取締役)。「タノシイはつくれる」をテーマに、企画とデザインでアシタを面白くするクリエイティブスタジオ「アシタノシカク」を率いる。多くのブランドデザインを手がけ、広告コミュニケーション、空間デザイン、アートなど領域を融合するクリエイションを得意とする。

江戸時代を再現した京の街、東映太秦映画村にリアル百鬼夜行がやってくる。数百年も昔に描かれた絵画の世界が、街並みごと現実になるのは今回のイベントが歴史上はじめての瞬間かもしれない。

イベントでは、見て、触れて、参加して、おそろしさとおもしろさを全身で体感できる、まったく新しい“YOKAI ENTERTAINMENT”が誕生する。

怪々YOKAI祭は、2024年9月14日(土)~12月8日(日)の期間で開催される。イベント内容の詳細は2024年8月上旬に発表予定だ。
出典:株式会社東映京都スタジオ
「怪々YOKAI祭」は、単なる妖怪イベントではなく、日本の伝統文化である妖怪を現代に蘇らせる、新しいエンターテイメントだと言える。百鬼夜行の絵巻が現実世界に蘇るという、まさに夢のような体験ができる。

現代のポップカルチャーと融合した妖怪アート展も注目ポイント。伝統的な妖怪文化と現代の感性を融合させた、斬新な表現が期待される。

イベントの開催場所は、東映太秦映画村。江戸時代を再現した街並みは、百鬼夜行の世界観にぴったりだ。映画村ならではの雰囲気の中で、妖怪たちと触れ合うことで、より一層幻想的な体験ができるだろう。

妖怪ファンはもちろん、伝統文化やアートに興味がある人、新しいエンターテイメントを求めている人にもおすすめのイベントだ。ぜひ足を運んで、妖怪の世界を楽しんでほしい。
出典:株式会社東映京都スタジオ
出典:株式会社東映京都スタジオ

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まとめ作者