グラフィック社から、誰でも簡単に美しい模様が刺せる、スウェーデン刺繍図案集『増補新版 スウェーデン刺しゅうの図案帖100』が、2024年8月に発売されます。
本書は、2016年に出版された『スウェーデン刺しゅうの図案帖』に、新たに図案を追加した増補新版です。レトロかわいいスウェーデン刺しゅうの魅力が詰まった100点の図案を収録しています。
スウェーデン刺しゅうは、先の曲がった刺しゅう針で二重織りの布の織目をすくって模様を描く刺しゅうです。織物のようなおもしろさがあり、レトロかわいい雰囲気が魅力です。
本書では、基本のステッチから作品作りまで、100の図案と、小物作り、刺し方も丁寧に解説しています。掲載図案の通りに刺しても、色や模様を組み合わせても、さまざまな楽しみ方ができます。
本書では、きんちゃくやボタン、カチューシャなど、様々な作品作りに挑戦できます。
著者である五十嵐富美氏は、スウェーデン刺しゅう作家で、自由学園卒業後、自由学園工芸研究所で染織・フェルト・テキスタイルデザインに携わりました。1991年、ファイバーアーティストのシーラ・ヒックス氏のアトリエで学び、帰国後25年にわたり母校で染織などの美術指導にあたっています。刺繍作家久家道子氏よりスウェーデン刺しゅうを引き継ぎ、ワークショップなどを開催しています。
監修は、刺しゅう作家である久家道子氏が担当しています。久家氏は、自由学園卒業後、南米チリに滞在し、その経験やそれまでに培った知識と技術をもとに「スウェーデン刺しゅう」を創作発表し、一大ブームを巻き起こしました。その後、「リングワーク」も考案し、「プチポワン」刺しゅうの制作・指導・普及活動を開始、「久家道子プチポワン刺繍協会」を発足しました。手芸の普及に幅広く尽力し、1992年科学技術庁長官賞、2003年旭日双光章を受賞しています。
本書は、スウェーデン刺しゅうをこれから始めたい方や、もっと深く学びたい方におすすめです。
本書は、スウェーデン刺しゅうの基本から応用までを網羅した、初心者から上級者まで楽しめる一冊です。
特に、100点もの図案が掲載されている点は魅力的です。様々なデザインの図案があるので、自分の好みの作品を作ることができます。
また、基本のステッチから作品作りまで丁寧に解説されているので、初心者の方でも安心して取り組むことができます。
本書では、きんちゃくやボタン、カチューシャなど、様々な作品作りのアイデアが紹介されています。実際に作品を作ってみると、スウェーデン刺しゅうの楽しさを実感できると思います。
スウェーデン刺しゅうは、独特のレトロな可愛らしさがあり、作品を見た人に温かい印象を与えます。
本書を参考に、あなたもスウェーデン刺しゅうの世界を楽しんでみてはいかがでしょうか。