コトブキヤ、デジタルアパレル4つの新展開を発表!アバターファッションの可能性を広げる
コトブキヤが、デジタルアパレルブランド「VDrobe」を軸に、アバターファッションのさらなる展開を発表。現実世界とメタバース世界をつなぐ4つの取り組みとは?
コトブキヤ、デジタルアパレル4つの新展開を発表!アバターファッションの可能性を広げる
株式会社壽屋(以下、コトブキヤ)は、デジタルアパレルブランド「VDrobe」を軸に、アバターファッションのさらなる展開を発表した。
今回の発表では、コトブキヤの人気VRアバター製品「サバンナストリート ワイルドキャットコーデ」が、現実世界とメタバース世界で展開される。
まずは、現実世界での展開として、同アバターコーデをベースにしたアパレル製品「サバンナストリートワイルドキャットアウター」が、7月25日(木)よりフェイバリット株式会社より受注開始される。ゆったりとしたシルエットのマウンテンパーカーで、VRアバターの雰囲気を再現したアイテムとなっている。
メタバース世界での展開としては、3つのサービスとの連携が発表された。
1つ目は、株式会社三越伊勢丹が提供するスマートフォン向けメタバースサービス「REV WORLDS」とのコラボレーション。近日中に、アバター着せ替え用のデジタルアパレルアイテムとして「サバンナストリートワイルドキャットコーデ」が発売される予定だ。
2つ目は、アダストリア株式会社が運営するファッション特化型メタバースマーケットプレイス「StyMore」への出店。コトブキヤのデジタルアパレル製品を取り扱う「VDrobe公式ショップ」が、2024年夏にオープンする予定で、第1弾製品として「ワイルドキャットコーデ」の衣装データが販売される。
3つ目は、黒猫洋品店とのコラボレーション。黒猫洋品店は、VR用アバターのオーダーメイド制作を行っており、今回のコラボでは、コトブキヤのアバターをベースにしたセミオーダーサービスを、2025年初頭に開始する予定だ。
コトブキヤは、これらの取り組みを通じて、デジタルアパレル市場でのプレゼンスを拡大し、アバターファッションの可能性を広げていくことを目指している。
コトブキヤが発表したデジタルアパレル4つの新展開は、現実世界とメタバース世界をつなぐ、非常に興味深い取り組みだと言える。
特に、現実世界のアパレル製品化は、デジタルアパレルをより身近なものにする画期的な試みと言えるだろう。VRアバターのファッションを現実世界でも楽しめるようになることで、デジタルアパレルに対する関心がさらに高まることが期待される。
メタバース世界での展開は、コトブキヤがデジタルアパレル市場での存在感をさらに高めるための戦略と言えるだろう。「REV WORLDS」や「StyMore」といった、ユーザー層の異なる複数のメタバースサービスとの連携は、幅広いユーザーにアバターファッションを体験してもらうための有効な手段と言える。
さらに、黒猫洋品店とのコラボレーションによるセミオーダーサービスは、ユーザーの個性的なアバター制作を支援するものであり、アバターファッションのさらなる可能性を広げる取り組みと言える。
コトブキヤがデジタルアパレルを通じて実現しようとしているのは、単にアバターの着せ替えだけではない。デジタルアパレルを通して、ユーザーが自分自身を表現したり、新しい自分を発見したりする機会を提供しようとしているのだ。
今回の発表は、デジタルアパレル業界全体の活性化に繋がる可能性を秘めている。今後の展開に注目していきたい。