ナノ・ユニバースと文化服装学院のコラボTシャツが誕生!サステナビリティを追求した取り組みとは?
ナノ・ユニバースが文化服装学院と共同で、ZOZOの生産支援プラットフォーム「Made by ZOZO」を活用したTシャツを制作。学生たちは企業デザイナーの仕事やアパレル業界の社会問題を学び、デザインしたTシャツが実際に販売されます。サステナビリティへの取り組みにも注目です。
ナノ・ユニバースと文化服装学院のコラボTシャツが誕生!サステナビリティを追求した取り組みとは?
株式会社TSIが展開するファッションブランド「ナノ・ユニバース」は、文化服装学院と共同で、ZOZOの生産支援プラットフォーム「Made by ZOZO」を活用したTシャツを制作しました。このプロジェクトは、ナノ・ユニバースのSDGs推進室が実施する教育カリキュラムの一環として行われ、学生たちに企業デザイナーとしての仕事の進め方やアパレル業界が抱える社会問題について学ぶ機会を提供しています。
アパレル業界は世界第2位の汚染産業と言われるほど、サステナビリティの観点から多くの課題を抱えています。ナノ・ユニバースは、この現状を改善するため、次世代のデザイナーたちに、クリエイティブな世界の裏側で起きている問題を伝え、より良い未来に向けて共に考えていきたいという思いから、文化服装学院との連携を決めました。
講義では、ナノ・ユニバースのブランド紹介や歴史、そして「Made by ZOZO」の仕組みについて解説。企業デザイナーの仕事内容や、実務経験者からのアドバイスを通して、学生たちはデザイナーとしての仕事のリアルな側面に触れることができます。
講義の中で学生たちがデザインしたオリジナルTシャツは、実際に商品化され、7月5日よりZOZOTOWN限定で販売されます。デザインは全部で6種類。価格は各4,950円(税込)で、サイズはS、M、L、XL展開です。
「Made by ZOZO」は、注文を受けてから製品を生産する受注生産方式を採用することで、過剰な在庫を抱えることなく、必要な分だけをお客様に届ける仕組みです。これにより、アパレル業界が抱える大量生産・大量廃棄の問題解決に貢献しています。
ナノ・ユニバースと文化服装学院のコラボレーションを通して生まれたTシャツは、ファッションを通してサステナビリティを意識するきっかけになるかもしれません。
ナノ・ユニバースと文化服装学院のコラボレーションは、ファッション業界におけるサステナビリティへの取り組みを促進する素晴らしい試みだと思います。学生たちが企業デザイナーの仕事やアパレル業界の課題を学ぶことで、将来のファッション業界を担う人材育成に繋がるでしょう。
「Made by ZOZO」は、在庫リスクを削減し、環境負荷を軽減する革新的なシステムです。このシステムを活用することで、よりサステナブルなファッション業界の実現に近づけるのではないかと期待されます。
今回のコラボレーションで生まれたTシャツは、デザイン性も高く、着心地も良さそうです。実際に手に取って、その品質やデザインの素晴らしさを感じてみたいですね。
ファッションを通して社会問題を考えるきっかけを与えてくれるこの取り組みは、今後のアパレル業界の動向にも大きな影響を与える可能性を秘めていると感じます。