世界33カ国の布の芸術!『世界のパッチワーク』が8月に発売

世界33カ国の伝統的なパッチワーク作品を、歴史や文化的背景と共に紹介する書籍『世界のパッチワーク』が2024年8月に発売されます。フランスのクルトポワントやメキシコのファルダなど、様々なパッチワーク技法と作品の数々を、美しい写真と共に堪能できます。

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世界33カ国の布の芸術!『世界のパッチワーク』が8月に発売

グラフィック社から、世界のパッチワークの魅力を詰め込んだ書籍『世界のパッチワーク 文化と伝統をつなぐ技法と作品コレクション』が、2024年8月に発売されます。本書は、世界33カ国のパッチワーク作品を、歴史や文化的背景と共に紹介する、まさにパッチワークの百科事典と言える一冊です。

フランスのクルトポワントやメキシコのファルダ、パナマのモラなど、地域ごとに異なるパッチワークの技法や作品を、豊富な写真で紹介。それぞれの作品に込められた文化や歴史、作り手の思いを感じ取ることができます。

本書では、パッチワークの起源や技法、そして世界5地域の33カ国におけるパッチワークの多様性について解説しています。ヨーロッパ、アメリカ大陸、アフリカ、中東、アジアと、世界各地のパッチワークを旅するような、ワクワクする内容となっています。

各国の作品は、素材や色使い、デザインなど、それぞれの国の文化や伝統を反映した個性的なものばかり。ハギレはもちろん、羽根やガラスビーズ、わたなど、様々な素材が使われている点も魅力の一つです。

著者であるカトリーヌ・ルグラン氏は、グラフィックデザイナーから服飾デザイナーへと転身し、長年世界各地を旅して民族布や民族衣装などを収集してきた人物。その経験に基づいた、深い洞察と知識が本書に詰まっています。

『世界のパッチワーク』は、パッチワーク愛好家はもちろん、世界各国の文化や伝統に興味がある方にもおすすめの書籍です。美しい写真と丁寧な解説で、パッチワークの世界を存分に楽しめる一冊となっています。
本書『世界のパッチワーク』を読んだ感想は、一言で言うと「圧巻」でした。世界中のパッチワーク作品が、まるで美術館を巡るように次々と目に飛び込んできて、その美しさに息を呑みました。

各国の作品は、それぞれに個性豊かで、その土地の文化や歴史を感じることができました。たとえば、フランスのクルトポワントの繊細な刺繍や、メキシコのファルダの鮮やかな色彩は、見ているだけで心が躍ります。

また、本書ではそれぞれの作品に込められたストーリーや、パッチワークが生まれた背景などが解説されているので、単なる作品集ではなく、文化や歴史を学ぶことができる貴重な資料としても価値があります。

特に印象に残ったのは、アフリカや中東の作品です。これらの地域では、パッチワークが生活に密接に結びついており、それぞれの作品に作り手の愛情や暮らしの知恵が感じられました。

本書を通して、パッチワークが単なる手芸ではなく、文化や伝統を伝える重要な役割を担っていることを改めて認識しました。

パッチワークに興味がある方はもちろん、世界各国の文化に触れてみたいという方にもおすすめしたい一冊です。
出典:株式会社グラフィック社
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まとめ作者