イオン、メタバースで50周年を記念!バーチャルミュージアム「イオンメタバース館」公開
イオン株式会社は、創業50周年を記念し、バーチャルミュージアム「イオンメタバース館」を公開。半世紀の歴史を振り返るだけでなく、未来を見据えたイベントやセミナーも展開。メタバースならではの没入感と参加型コンテンツで、新たなイオンファンを育成する。
イオン、メタバースで50周年を記念!バーチャルミュージアム「イオンメタバース館」公開
イオン株式会社は、2024年6月14日に創業50周年を記念して、バーチャルミュージアム「イオンメタバース館」を公開しました。
「イオンメタバース館」は、1974年の株式上場から半世紀の歴史を振り返り、常に時代を先取りしてきたイオンの歩みと魅力を、次世代へと発信する場として誕生しました。
メタバースならではの没入感のある展示では、ジャスコからイオンへの変化を含めた50年の歴史を、キューブ型のインターフェースで立体的に鑑賞できます。三次元空間に配置された「時事の出来事」や「経営のトピックス」と「年表」を連動させることで、直感的にイオンの歴史を理解できます。
この展示空間を実現したのは、大日本印刷株式会社が開発した「DNPコンテンツインタラクティブシステム みどころギャラリー XR型」です。
さらに、「イオンメタバース館」では、参加型のコンテンツも用意されています。コインを集めて木を育てる企画や、未来へのメッセージを投稿できるポストなど、楽しみながらイオンの取り組みを理解できるコンテンツが満載です。
また、アバター同士で交流できる参加型イベントも企画されており、次世代のイオンファンを育むための取り組みとなっています。
イベント会場では、日々の生活に役立つライフプランや金融知識などをテーマとしたセミナーも開催されます。若年層にも分かりやすいクイズやマンガ、著名講師によるライブセミナーなど、幅広い層に情報を発信していきます。
「イオンメタバース館」は、2025年2月までの公開予定です。今後も、多様なステークホルダーがイオンの魅力を体感できるコンテンツやイベントを展開していく予定です。
イオンがメタバースに参入し、バーチャルミュージアム「イオンメタバース館」を公開したことは、企業がメタバースを活用した新たな顧客とのエンゲージメント方法を示す好例と言えるでしょう。
単に過去の情報を展示するだけでなく、インタラクティブなコンテンツやイベントを通じて、ユーザーとの交流を促進している点が注目されます。
特に、次世代の株主を育むためのコンテンツや、アバター同士の交流イベントなどは、従来の企業イメージを覆す斬新な試みです。
「イオンメタバース館」は、メタバース空間における企業の新たな可能性を示唆するだけでなく、顧客との関係構築において重要な役割を果たすことを期待されます。
今後、メタバース空間を活用したマーケティングや顧客エンゲージメントがますます活発化していく中で、イオンの取り組みは業界全体に大きな影響を与える可能性を秘めていると言えるでしょう。