小田急ロマンスカーの現役運転士である小林理絵さんが、自身の経験とロマンスカーへの愛を込めて描いた絵本『しあわせ はこぶ ロマンスカー』が、8月1日に発売されました。
本書は、動物たちが織りなす不思議なストーリーと、ロマンスカーの魅力が詰まった一冊です。かわいい動物たちが、それぞれ見たものを語り合うシーンから物語は始まります。彼らが見たものとは一体…? 現役運転士ならではの視点で展開されるストーリーは、鉄道好きはもちろん、幅広い層が楽しめる内容となっています。
温かい色使いと親しみやすいイラストは、見ているだけで心が安らぎ、優しい気持ちにさせてくれます。
さらに、本書のカバー裏には、小林理絵さんが描いた小田急沿線のイラストが掲載されています。ロマンスカーが走る風景や、沿線に点在する名所などが、運転士ならではの視点で描かれており、眺めているだけでもワクワクするような、魅力的なイラストとなっています。
8月25日には、本書ともう一冊の絵本『おばけマンション なぞのいしのぞう』の出版を記念したイベントが開催されます。小林理絵さんとあそび歌作家の鈴木翼さんが登場し、絵本の読み聞かせやトークショーなど、親子で楽しめる内容となっています。
この機会に、ぜひ『しあわせ はこぶ ロマンスカー』の世界に触れてみてください。
ロマンスカー運転士という仕事の魅力と、絵本作家としての才能を兼ね備えた小林理絵さんの作品は、大人も子供も楽しめる素晴らしい一冊でした。
物語は、動物たちの会話から始まり、予想外の展開に引き込まれていきます。現役運転士ならではの視点から描かれたストーリーは、ロマンスカーへの愛情と、日々の業務で感じる喜びや感動が伝わってくるようでした。
また、カバー裏に描かれた小田急沿線のイラストは、まるで旅の案内書のよう。実際に訪れたくなるような、魅力的な風景が描かれており、見ているだけで心が躍ります。
小林理絵さんの優しい筆致と、温かい色使いは、絵本全体に心地よい雰囲気を与えており、子供だけでなく、大人も心が安らぐ時間を過ごすことができるでしょう。
今回の絵本は、ロマンスカーの魅力だけでなく、小林理絵さん自身の生き方や、夢を叶えることの大切さを教えてくれる、そんな素敵な作品だと感じました。