国民的漫画『ドラえもん』のテーマ別傑作選シリーズ「とっておきドラえもん」の最新刊『いつも心にともだち編』が、8月7日、のび太の誕生日という記念すべき日に発売されました。
本シリーズは、これまで『おいしいうれしいグルメ編』や『きみにメロメロ恋愛編』など、さまざまなテーマで好評を博してきました。最新刊では、友情をテーマに、笑って泣ける傑作エピソードを厳選。ドラえもんとのび太の友情はもちろん、ジャイアンやスネ夫との関係性、そして友達との出会いと別れなど、様々な角度から友情を描いた作品が収録されています。
本シリーズの魅力は、通常のコミックスよりも大きいB6判というサイズで、じっくりと作品を読み込める点にあります。また、こだわりの装丁にも注目です。さらに、巻末には藤本美貴さんと横澤夏子さんの対談が掲載されており、『ドラえもん』のキャラクターへの熱い想いや、友情について語り合っています。
対談では、収録作品の感想はもちろんのこと、『ドラえもん』のキャラクターの中で「ともだちになりたいのはだれ?」という話題も飛び出しました。藤本さんは、出木杉くんへの憧れと同時に、自分自身の不完全さを認め、横澤さんはスネ夫の人間味あふれる部分に共感し、ジャイアンの不器用ながらも真っ直ぐな魅力を語るなど、それぞれの個性的な視点でキャラクターの魅力を語っています。
本書は、通常版の他に、特製ピンバッジセットが付属した特別版も同時発売されています。ピンバッジは、ドラえもんとのび太の友情が感じられるデザインで、コレクションアイテムとしてもおすすめです。
『とっておきドラえもん いつも心にともだち編』は、友情の大切さを改めて考えさせられる、心温まる作品です。ぜひ、この機会に手に取ってみてください。
『とっておきドラえもん いつも心にともだち編』を読んだ感想は、一言で言えば「心が温まった」です。
子どもの頃に読んだ『ドラえもん』の懐かしいエピソードはもちろんのこと、大人になって改めて読んでも心に響くものがありました。特に印象的だったのは、ドラえもんとのび太の友情を描いたエピソードです。ドラえもんは、いつもダメなのび太を励まし、時には叱り、時には優しく見守っています。そんなドラえもんののび太に対する愛情に、改めて感動しました。
また、藤本美貴さんと横澤夏子さんの対談も興味深かったです。二人のキャラクターに対する熱い想いや、友情についての考え方が、とても共感できました。
『ドラえもん』は、年齢を問わず楽しめる作品ですが、大人になって読むと、子どもの頃には気づかなかった新たな発見や感動があることを改めて感じました。この作品を通じて、友情の大切さや、人生の様々な場面で大切な「ともだち」の存在について、改めて考えるきっかけになりました。